ロシアリクガメの飼い方完全ガイド【初心者向け】必要なものから温度・紫外線管理まで徹底解説

リクガメ
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この記事の要点(30秒でわかる結論)

  • 全長は15〜25cm、寿命は40年以上と非常に長い
  • ケージは成体で幅90cm以上が目安
  • バスキングライトとUVBライトは両方必須
  • 温度は日中25〜30℃前後、バスキングスポットは35℃前後
  • 餌は野草・野菜中心。カルシウムパウダーを必ずまぶす
  • 室内飼育では冬眠させない方法が推奨されている

ロシアリクガメは、リクガメの中でも飼育しやすいとされる種類です。
比較的丈夫で、草食性のため餌の管理もシンプルです。
ただし「飼いやすい」は「何もしなくてよい」という意味ではありません。
バスキングとUVBライトの設置、餌のカルシウム添加が、健康に長生きさせるための前提になります。

この記事では、必要なもの・温度と紫外線・餌・冬眠の考え方の順に、ロシアリクガメの飼い方を解説します。

ロシアリクガメとは

ロシアリクガメ(学名:Agrionemys horsfieldii、Testudo horsfieldiiとも表記されます)は、中央アジア(カザフスタン・ウズベキスタン・アフガニスタンなど)の乾燥した草原・砂漠地帯に生息するリクガメです。
ホルスフィールドリクガメとも呼ばれ、リクガメの中では比較的小型で、前肢の指が4本という特徴を持ちます。

基本情報

  • 全長:15〜25cm
  • 寿命:40年以上(80年に達するという情報もあります)
  • 活動時間:昼行性
  • 適正温度:25〜30℃前後(バスキングスポット:35℃前後)
  • 適正湿度:40〜60%
  • 飼育難易度の目安:初級〜中級

※数値は記事末尾の情報源を照合した目安です。個体や飼育環境によって、適切な範囲は変わります。


ロシアリクガメ飼育のイメージ

ロシアリクガメの飼育に必要なもの

ケージ

ロシアリクガメは活動的な種類のため、十分な運動スペースが必要です。

  • 幼体:幅60cm程度
  • 成体:幅90cm以上

リクガメは穴を掘る習性があるため、床材を深めに敷けるケージが理想的です。
木製ケージは保温性が高く、リクガメ飼育に向いています。


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バスキングライト

ロシアリクガメの飼育にバスキングライトは必須です。
バスキングスポットを35℃前後に保つことで、消化促進・体温調節に役立ちます。


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UVBライト(紫外線ライト)

ロシアリクガメの飼育にUVBライトは必須です。
UVBはビタミンD3の合成を促し、カルシウムの吸収を助けます。
不足するとクル病(骨軟化症)のリスクが高まります。

UVBライト選びのポイント

  • UVB照射量:10.0程度の強度を推奨する情報が複数あります
  • 点灯時間:1日10〜12時間程度
  • 交換時期:半年〜1年を目安に、パッケージの使用期間も確認する
  • 設置位置:ケージ上部、バスキングスポットの近く

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サーモスタット

温度を自動調節するために必須のアイテムです。
バスキングライトと組み合わせて使用することで、適切な温度管理ができます。


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床材

ロシアリクガメに適した床材は以下の通りです。

  • バークチップ(広葉樹):保湿性があり自然に近い環境を再現できる
  • ヤシガラ土:保湿性が高く穴掘り行動をさせやすい
  • 赤玉土:管理がしやすくコストパフォーマンスが高い

穴掘りが好きな種類のため、床材は10cm以上の深さで敷くことをおすすめします。


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水入れ

浅めの水入れを設置し、常に新鮮な水を用意してください。
水入れから直接水を飲むこともあります。
また、週に1回程度の温浴(30〜35℃程度のぬるま湯で10分ほど)で、水分補給と排泄を促す方法も広く紹介されています。

温湿度計

ケージ内の温度と湿度を常時確認するために必須のアイテムです。
バスキングスポットとクールスポットの両方を計測できるよう、2か所に設置することをおすすめします。


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ロシアリクガメ飼育のイメージ

温度・紫外線管理

温度管理

  • バスキングスポット:35℃前後
  • ケージ全体(日中):25〜30℃前後
  • クールスポット:22〜25℃程度
  • 夜間:20℃前後を目安に、大きく下げすぎない

情報源によって「日中28〜30℃」「25℃前後」など幅がありますが、ケージ内に温度勾配をつくり、ロシアリクガメが自分で適温の場所を選べるようにすることが共通して重視されています。

UVBライトの管理

  • 点灯時間:1日10〜12時間程度
  • 交換時期:半年〜1年を目安にする
  • 設置距離:パッケージに記載された照射距離を守る

餌の与え方

ロシアリクガメは草食性で、野草・野菜・果物を食べます。

おすすめの餌

野草(最もおすすめ)

  • タンポポの葉・茎・花
  • オオバコ
  • クローバー
  • ヨモギ

野菜

  • 小松菜・チンゲン菜・ケール・豆苗・サラダ菜

果物(おやつ程度)

  • イチゴ・リンゴ・バナナ(糖分が多いため与えすぎに注意)

与えてはいけないもの

  • ほうれん草:シュウ酸が多くカルシウム吸収を妨げる
  • ネギ類:毒性がある
  • アボカド:毒性がある
  • ブロッコリー・キャベツ:甲状腺に影響する成分が含まれる(少量なら問題ないとされますが、頻繁な給与は避ける)

給餌頻度

  • 幼体:毎日
  • 成体:1日1回程度

カルシウム・ビタミン補給

餌にカルシウムパウダーをまぶして与えることが必須です。

  • 幼体:毎回の給餌時にカルシウムダスティング
  • 成体:2〜3回に1回カルシウムダスティング
  • ビタミン剤:週1〜2回

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ロシアリクガメ飼育のイメージ

冬眠について

ロシアリクガメは野生下では冬眠する種類ですが、ペットとして室内飼育する場合は、冬眠させない方法が広く推奨されています。

冬眠させない理由

  • 冬眠中の温度・湿度管理が難しく、失敗すると命に関わる
  • 冬眠前の健康状態の見極めが難しい
  • 室内で適切な温度・UVB・餌を維持できれば、冬眠は必須ではない

野生下では気温が10℃を下回る環境で冬眠するとされていますが、飼育下で年間を通して保温・照明を管理すれば、冬眠なしでも健康に飼育できるとされています。

ハンドリング(触れ合い方)

ロシアリクガメはゆっくりとした動きで観察しやすく、ハンドリングも可能です。

ハンドリングの注意点

  • 購入直後は1〜2週間ハンドリングを避ける
  • 食後1時間以内はハンドリングを避ける
  • 甲羅を強く握らない
  • 高い位置からの落下に注意する(甲羅が割れる危険がある)
  • ハンドリング後は必ず手を洗う(サルモネラ菌対策)

よくある病気・トラブル

クル病(骨軟化症)

UVBライト不足・カルシウム不足で起こる病気です。
甲羅の変形・四肢の変形が症状として現れます。
UVBライトの設置とカルシウムダスティングで予防できます。

便秘・消化不良

温度が低いと消化不良を起こすことがあります。
バスキングスポットの温度を確認し、温浴も効果的とされています。

脱水症状

水分不足が原因です。
週1回程度の温浴と、新鮮な水の常時設置で予防できます。

食欲不振

温度不足・UVBライト不足・ストレスが主な原因です。
まず飼育環境を見直してください。

まとめ:ロシアリクガメ飼育のポイント

  • ケージは成体で幅90cm以上を用意する
  • バスキングライトとUVBライトは両方必須
  • バスキングスポットは35℃前後を維持する
  • 餌は野草・野菜中心にし、カルシウムパウダーを必ずまぶす
  • 室内飼育では冬眠させない方法が推奨されている
  • ハンドリング後は必ず手を洗う

ロシアリクガメは、適切な環境を整えれば40年以上一緒に暮らせるパートナーです。
ぜひこの記事を参考に、ロシアリクガメとの生活を楽しんでください。

この記事の情報源

下記の情報を照合してまとめています。数値は目安であり、個体差があります。

  1. カメレオン暮らし「ロシアリクガメ飼育完全ガイド」(学名・UVB強度・点灯時間・冬眠の考え方)
  2. リクガメらいふ「リクガメの種類別 飼育温度・湿度管理リスト」(温度・湿度の目安)
  3. アクアペット「リクガメの飼い方&必要なもの9点」(バスキングスポット温度・温浴の頻度)
  4. ゴールデンハーベスト「リクガメ飼育完全版」(UVB強度・点灯時間)
  5. Repiew「ロシアリクガメの特徴と飼育方法」(給餌頻度・冬眠の生態)
  6. ファルコンアロー「ロシアリクガメの飼育方法」(夜間温度・餌の種類)

内容に誤りや古い情報を見つけた場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ修正します。

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