爬虫類の飼育で温度管理は最も重要なポイントのひとつです。
サーモスタットは温度を自動調節する装置で、爬虫類飼育には必須のアイテムです。
この記事では、爬虫類用サーモスタットのおすすめ5選と選び方を徹底解説します。
サーモスタットとは
サーモスタットとは、設定した温度になると自動的にヒーターのON・OFFを切り替える温度調節装置です。
サーモスタットを使用することで、ケージ内の温度を一定に保つことができます。
サーモスタットが必要な理由
- ヒーターをつけっぱなしにすると温度が上がりすぎる危険がある
- 温度が高すぎると爬虫類が熱中症になる可能性がある
- 温度が低すぎると消化不良・拒食・免疫低下の原因になる
- 自動調節することで電気代の節約にもなる

サーモスタットの種類
ON・OFFサーモスタット
設定温度になるとヒーターの電源をOFFにし、温度が下がるとONにする最もシンプルなタイプです。
メリット:安価・シンプルで使いやすい
デメリット:温度が多少上下する
比例制御サーモスタット
ヒーターに流す電力量を調整することで、より精密に温度を制御するタイプです。
メリット:温度変化が少なく安定した温度管理ができる
デメリット:ON・OFFタイプより高価
サーモスタットの選び方
対応ワット数を確認する
サーモスタットには対応できる最大ワット数があります。
使用するヒーターのワット数がサーモスタットの対応ワット数以内であることを必ず確認してください。
設定温度の範囲を確認する
飼育する爬虫類に合わせた温度設定ができるか確認してください。
- レオパ・コーンスネーク:25〜32℃
- ボールパイソン:27〜35℃
- フトアゴヒゲトカゲ:25〜45℃
- ロシアリクガメ:25〜35℃
センサーの精度を確認する
温度センサーの精度が高いほど正確な温度管理ができます。
±1℃以内の精度のものを選ぶことをおすすめします。
おすすめサーモスタット5選
1. エキゾテラ(GEX) イージーグローサーモ
国内で最も定番の入門用サーモスタットです。
ダイヤルを回すだけのシンプルな操作性と、飼育者からの高い信頼性で多くの爬虫類飼育者に使われています。
特徴
- 制御温度範囲:18〜40℃
- 対応ワット数:最大300W
- ON・OFFタイプ(ダイヤル式)
- 防滴設計・耐ノイズ設計
- 初めてでも扱いやすい
おすすめの用途
レオパ・コーンスネークなどパネルヒーター1台のみを使用する小型爬虫類に最適です。
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エキゾテラ(GEX) イージーグローサーモはこちら(Amazon)2. 寿工芸 ICパワーサーモ ET-600X
イージーグローサーモより対応ワット数が高いサーモスタットです。
複数のヒーターを接続する場合や大型ケージの飼育に向いています。
特徴
- 制御温度範囲:約15〜35℃
- 対応ワット数:75〜600W
- ON・OFFタイプ
- 3個口コンセントで複数機器を同時接続可能
- ±1℃の高感度センサー採用
おすすめの用途
ボールパイソン・フトアゴヒゲトカゲなど複数のヒーターを使用する場合に最適です。
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寿工芸 ICパワーサーモ ET-600Xはこちら(Amazon)3. ビバリア LCDペットサーモ
温度と照明のON/OFF時間をあわせて管理できる、タイマー機能付きの日本製サーモスタットです。
デジタル表示で温度確認がしやすく、初心者にも扱いやすい製品です。
特徴
制御温度範囲:20〜50℃
対応ワット数:ヒーター150W+ライト150Wまで
タイマー機能付き(照明のON/OFFで昼夜の温度を再現可能)
バックアップ機能付(停電時も約1時間設定を保持)
日本製
おすすめの用途 昼夜で温度・照明のリズムを再現したい場合や、ヒーターとライトを1台でまとめて管理したい場合に最適です。
※本製品に冷却機能はありません。夏場の冷却が必要な場合は、後述の注意点をご参照ください。
夏場の温度管理が必要な場合や、暖房・冷房を同時に制御したい場合に最適です。
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ビバリア LCDペットサーモはこちら(Amazon)4. 寿工芸 ICパワーサーモ ET-300X
ET-600Xよりコンパクトな中容量タイプのサーモスタットです。
ON・OFF式で扱いやすく、パネルヒーターとバスキングライトなど2〜3台をまとめて管理したい場合に向いています。
特徴
- 制御温度範囲:約15〜35℃
- 対応ワット数:75〜300W
- ON・OFFタイプ
- ±1℃の高感度センサー採用
おすすめの用途
フトアゴヒゲトカゲなど、パネルヒーターとバスキングライトを併用する中型飼育ケージに最適です。
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寿工芸 ICパワーサーモ ET-300Xはこちら(Amazon)5. REPTI ZOO デジタル温度調節器(3in1)
温度・湿度・タイマーの3つを一括管理できるサーモスタットです。
湿度管理が重要なボールパイソンの飼育に特に向いています。
特徴
- 温度・湿度・タイマーの3in1管理が可能
- LCDディスプレイで数値を確認しやすい
- 熱帯モード/砂漠モードのワンボタン切り替え
- 昼夜で異なる温度設定が可能
おすすめの用途
ボールパイソンなど高湿度管理が必要な爬虫類の飼育に最適です。
🔗 おすすめグッズ
REPTI ZOO デジタル温度調節器(3in1)はこちら(Amazon)サーモスタットの正しい使い方
接続方法
- サーモスタットの電源プラグをコンセントに挿す
- ヒーター(パネルヒーター・暖突など)をサーモスタットのコンセントに挿す
- 温度センサーをケージ内のホットスポットに設置する
- 設定温度を飼育する爬虫類の適正温度に合わせる
温度センサーの設置場所
温度センサーはホットスポット(ヒーターの真上)に設置するのが基本です。
センサーがヒーターに直接触れないよう注意してください。直接触れると誤作動の原因になります。
サーモスタット使用時の注意点
対応ワット数を超えない
使用するヒーターのワット数がサーモスタットの対応ワット数を超えると故障・発火の原因になります。
必ず対応ワット数以内で使用してください。
センサーの位置を定期的に確認する
温度センサーがずれると正確な温度管理ができなくなります。
定期的に位置を確認してください。
複数のヒーターを接続する場合
複数のヒーターを接続する場合は、合計ワット数が対応ワット数を超えないよう注意してください。
夏場の冷却制御について
今回紹介した国内主要ブランドの製品は、いずれも「加温側」の制御のみで、冷却機能は搭載されていません。
真夏の温度上昇(クーリング)対策が必要な場合は、換気・エアコン管理を基本としつつ、必要であれば海外製の加温冷却両対応サーモスタット(例:Inkbird ITC-308など)の導入も選択肢になります。
ただし技適・安全規格の適合状況は購入前に必ずご確認ください。
種類別おすすめサーモスタット
レオパードゲッコー
→ エキゾテラ イージーグローサーモ(パネルヒーター1台の接続に最適)
ボールパイソン
→ REPTI ZOO デジタル温度調節器(温度・湿度の両方を管理できる)
フトアゴヒゲトカゲ
→ 寿工芸 ICパワーサーモ ET-300X(パネルヒーター+バスキングライトの接続に対応)
ロシアリクガメ
→ 寿工芸 ICパワーサーモ ET-600X(複数のヒーターに対応)
まとめ
- サーモスタットは爬虫類飼育に、必須のアイテム
- 使用するヒーターのワット数を確認してから選ぶ
- 初心者には、エキゾテラ イージーグローサーモが最もおすすめ
- 複数のヒーターを使う場合は、寿工芸 ET-600Xを選ぶ
- 昼夜のリズムや照明もあわせて管理したい場合は、ビバリア LCDペットサーモが便利
- 冷却が必要な場合は、国内製品では対応できないため、換気管理や海外製品の検討をしてください
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