エボシカメレオンの餌は、レオパやフトアゴとは異なる独特の注意点があります。
動くものに反応して長い舌を伸ばして捕食する習性があるため、冷凍や乾燥の餌にはほとんど食いつきません。
生きた昆虫を中心に、正しい与え方で管理することが健康維持のポイントです。
この記事では、エボシカメレオンの餌の種類・与え方・頻度・注意点まで、初心者向けに解説します。
エボシカメレオンの餌の基本
エボシカメレオンは肉食傾向が強く、生きた昆虫が主食です。
冷凍マウスを食べるヘビ類や、練り餌にも慣れるレオパ・フトアゴと違い、動きのある生き餌でなければ捕食本能が働きにくいという特徴があります。
ピンセットから食べるように慣れる個体もいますが、基本は「生きた昆虫を用意する」ことが前提になります。

おすすめの生き餌
- ヨーロッパイエコオロギ:動きが穏やかで、食いつきが良いとされる定番の餌昆虫
- フタホシコオロギ(クロコ):攻撃的な性格で、カメレオンに噛みつくことがあるため、与えた後の管理に注意が必要
- デュビア、レッドローチ:栄養価が高く、コオロギの代用としても使われる
初心者には、比較的おとなしく扱いやすいヨーロッパイエコオロギから始めるのがおすすめです。
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デュビア フードはこちら(Amazon)与え方:カップフィーディングがおすすめ
昆虫をケージ内に直接放す「撒き餌」は、食べ残した昆虫がケージ内を徘徊し、夜間にカメレオンに噛みつくことがあるため注意が必要です。
特にフタホシコオロギは攻撃性が高く、噛まれることでカメレオンがストレスを受けたり、睡眠を妨げられたりする可能性があります。
そのため、プラスチックカップなどの容器に昆虫を入れて給餌する「カップフィーディング」が安全で管理しやすい方法としておすすめです。
- カップの中に昆虫を入れ、カメレオンの近くに設置する
- 食べ終わったら、食べ残しがないかケージ内を確認する
- 撒き餌にする場合も、給餌後は昆虫が残っていないか必ずチェックする

ガットローディングとカルシウム補給
昆虫にも「何を食べさせてからカメレオンに与えるか」で栄養価が変わります。これをガットローディングと呼びます。
- 昆虫には、市販の昆虫用フードや野菜くずなどを与え、栄養価を高めてからカメレオンに与える
- 昆虫を与える直前に、カルシウムパウダーをまぶす(ダスティング)
- UVBライトの照射が不十分な場合は、ビタミンD3入りのサプリメントの使用も検討する
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昆虫用 ガットローディングフードはこちら(Amazon)給餌頻度
- ベビー(幼体):毎日
- 成体:2〜3日に1回程度
※成体になっても頻度は個体差があります。
与えすぎは食欲低下の原因にもなるため、体格や食べ具合を見ながら調整してください。
野菜・果物について(あくまで代用)
エボシカメレオンは他のカメレオンと異なり、少量の野菜や果物を口にすることがあります。
ただし、これは昆虫が主食であることに変わりはなく、あくまで「昆虫を切らしてしまった際の一時的な代用」として捉えてください。
- レタス、キャベツなどの葉物を少量
- 常用は避け、栄養バランスの主軸はあくまで昆虫にする
水分補給について(餌とあわせて重要)
エボシカメレオンは、止まっている水を水として認識しにくく、水入れから直接水を飲むことはほとんどありません。
葉や壁面についた水滴を舐めて水分補給する習性があるため、ドリッパーや霧吹きでの給水が必須です。
詳しくは「エボシカメレオンの飼い方」記事もあわせてご覧ください。
まとめ:エボシカメレオンの餌選びのポイント
- 餌は生きた昆虫が基本(冷凍・乾燥にはほぼ食いつかない)
- ヨーロッパイエコオロギが扱いやすくおすすめ、フタホシコオロギは噛みつきに注意
- 与え方はカップフィーディングが安全
- 昆虫にはガットローディング+カルシウムダスティングを行う
- 給餌頻度は幼体は毎日、成体は2〜3日に1回が目安
- 野菜・果物はあくまで代用であり、主食は昆虫
正しい給餌管理で、エボシカメレオンを健康に育ててあげてください。
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